介護職の給与アップ方法

介護職は給料が低いと言われることが多い職種です。なぜなら、介護士の給与に影響する介護報酬は国によって定められており、要介護度が高い利用者が多ければ介護報酬は高く支払われますが、そうでなければ、必ずしも働きに見合った給与を獲得できるわけではないからです。そのため、施設選びは都会や地方に関わらず重要になります。

ちなみに満足できる給与を求めるなら、比較的要介護度が高い利用者が多い入所型の施設がおすすめです。また、正社員として入職し、日勤と夜勤の両方のシフトに入るようにすれば、基本給にプラスアルファで夜勤手当が支給されるため、安定した収入を確保できるでしょう。もしも少ない勤務日数で高収入を目指したい場合は、夜勤専従という働き方を狙ってみるのもいいかもしれません。夜勤専従の仕事は長時間勤務になるものの、月に数回出勤するだけで高収入を獲得できます。「自分は夜型だ」というのであれば、夜勤専従はかなり魅力的だと言えるでしょう。

それから上記以外だと、資格を獲得したり、管理職を目指したりといった方法もあります。また、勤務年数が長いほど給与がアップするケースも多いようです。地方の施設ほど人材不足に悩んでいる介護施設は多いので、自分が譲れない条件を整理して、全国の介護職の求人を網羅している転職エージェントをはじめ、地域密着型のハローワークや求人サイトをこまめにチェックして、後悔のない転職活動を行ってください。